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2013年11月21日木曜日

チューリングパターンが面白い

久々にブログ更新。

「波紋と螺旋とフィボナッチ:数理の眼鏡でみえてくる生命の神秘」(近藤滋 著)という本の書評をネットを徘徊中に目にした。

残念ながら本書は読んでいないけれども、書評を読んで以下のことがわかった。

・動物の体の模様というのは、予め決まっているのでなく、物質の反応の仕方でその時の状況に応じて作り出される、ということを著者の近藤さんは推測した。
・発見のきっかけになったのはアラン・チューリングという人が論文。
・その論文には方程式が載っていて、近藤さんはこの方程式を使って模様をコンピュータ上でシミュレーションしたみた所、どうやらこの方程式は正しいことがわかった。
・上記の方程式で生成されるパターンをチューリングパターンと呼ぶようです。

動物の体の模様が方程式で書き記されていることに、これはスゴイと興奮してしまいました。
さっそくネット上をいろいろと調べてみたら、既にチューリングパターンを実装している人たちを発見。

下のブログの方がC++とopenGLにて実装したものが、わかりやすそうだったのでProcessingに移植してみました。
http://elephnote.com/blog/archives/191(プログラムを参考にさせていただいたブログです)

縄文土器のような模様が浮かび上がってきて楽しい!
これを応用して何か作ってみようと思った。